NFTその後

NFTへの出品から2週間経ちました。NFTをマーケットプレイスへ出品しても自分で宣伝しないと知ってもらうことはできないので、出品したらTwitterとInstagramで告知しなければいけません。

このブログ以外SNSはやって来なかったので、これが意外と大変。毎日投稿して他の方の投稿を見てせっせとフォローしたり、いいねつけたりして、作品を見てもらわないといけません。初めは良かったのですが、1週間くらい経つとすでにSNS疲れ。

NFT界隈は結構商売っ気が強いし、POPな作品が多いので、なかなかその中に入っていくのは厳しいと実感しております。なんだか、売る事がメインになってしまって、それよりももっと大切なことを失いそうです。

良い作品ならいつか誰かが欲しいと思ってくれるだろうと気軽に気長に構えて行かないといけませんね。まだ2週間ですし。そして色々試行錯誤しながら自分達にあったNFTのやり方を見つけていきたいと思います。

日本橋通り 
道路の真ん中に屋台が並んでいました。車がないから大丈夫。

宮城県石巻のお酒 日高見

先日「川越の酒屋さん」でご紹介したマツザキさんの新宿店(あらじゅく、と読みます!しんじゅく、ではありません!)に行ってきました。こちらのお店はコンクリート打ちっぱなしのお洒落なお店です。川越駅からも歩けます。川越では有名な酒屋さんなので、お客さんも多いですね。ここに来れば美味しいお酒に出会えます。

マツザキ新宿店さんです。https://www.1887.co.jp

そこで宮城県石巻にある平孝酒造さんの「日高見」購入しました!このシリーズの純米吟醸「愛山」です。お店の方にオススメしてもらって、ちょっとお高かったのですが、購入しました。

「魚でやるなら日高見だっちゃ!」をテーマに三陸の美味しい魚にあうお酒を造っています。文久元年(1861年)創業の老舗です。東日本大震災では被災されたそうですが、全国のファンに支えられながら酒の味を守り続けています。

と、背景も大事ですが味が肝心!

夏なので冷やして頂きます。ん〜すごく美味しい!!日本酒歴は短いですが、こだわって楽しんで来たつもり。その中でもこれは1、2を争う美味しさです!ソムリエの様に上手い表現が出来ないのがもどかしい、、、。本当に美味しい!!自分用にもギフトにもオススメです!ただ、美味しいお酒はあっという間に無くなってしまう、、、それが難点。なぜだ。毎日のみたいですが、それにはちょっとお値段が張るので、今度は日高見の純米酒を試してみたいな。

Mac PowerBook G4 

すご〜〜く久しぶりにPowerBook G4の17インチを動かしてみました!!我が家のPCは仕事柄みんなデスクトップなので唯一のbookです。

今のbookと、基本的なデザインは変わって無いですよね〜

OSは何と OSX10.3!  イラストレータは8!イラレ8を起動させたら、なんとOS9が立ち上がった♪( ´▽`)そうだった、イラレ8はOS9じゃないと動かなかったんだ〜( ^ω^ )懐かしすぎる。イラレ8は使いやすくて人気でしたね〜。

ちなみにmacOSX10.3は2003年。PowerBook G4は2001年発売だそうです!20年以上も前!当時はタブレットの誕生前なので、仕事で打ち合わせ用に買ったと記憶しています、、、。あとはプライベート用って感じでした。でもiPadを購入してから使う機会がめっきり減りましたね、、、。

意外にもスイスイ動いて、これでも仕事できるんじゃない?とか思っちゃいました。ただネットに繋げるのはちょっと怖かったので、オフラインで。左右を見るといろんなケーブルも繋げるようになってて、良いですね。今はサンダーボルト2個とか4個とか、なにそれ?って感じですよね。その辺は変えないでほしかった、、、。

SHADEが入っていたり、昔の作品が見れたりちょっと楽しんじゃいました。古いMAC G4とG5とさらに古い7200とかあるので、それも動くかな。モニターもあったような、、、。うちの歴代Macは壊れたことは無かったはずなのできっとまだ動くはず。今度PC墓場から引っ張り出してやってみよう( ^ω^ )

現在私はimac使っているのですが、6年使っているので、動きが遅くて時々勝手に再起動したりするので、念願の新しいimac頼んだのですが、来るまで1ヶ月かかるそうです、、、( ;  ; )ちなみにCGは3dsmaxなのでmacでは動かせません!macでも使えると良いのに、、、。

NFT始めました!その4〜OpenSeaへ出品〜

とうとう出品です。と、その前にガス代かかるのでイーサリアムを購入しないといけません。ガス代はブロックチェーンを使うときの手数料みたいなものらしいです。OpenSeaでは、初出品のときのみ必要だそうです。今、イーサリアムが安いので、安く済みそう。「ユニマ」では5000円弱だったので同じくらいでしょう。

こちらはビットフライヤーに日本円を入金してイーサリアムを購入するだけ。いくらかわからないのでちょっと多めにしておいた方が安心ですね。その後、メタマスクに送金して、これで準備万端。いよいよ出品手続きです。

上のバーに自分のアイコンが現れました!マイアカウントページに入れています!

アカウントページに入ると、アイコンの横のCreateをクリックしてNFTにする作品をアップして、作品名、HPアドレスと作品の説明を入力します。

画像をアップロードして、作品名、HPアドレス、作品の説明を入力します。

当然全て英語で入力するので、説明文とかは事前に翻訳してもらった文を入力しました。そのままコピペすると長くなるので、少し短くして何度か直して入力しました。こういう文も興味を持ってもらえる様にアピールするのはなかなか難しいですね。

細かい設定は取り敢えず無いので、最後にBlockchainをEtherumを選択し(Polygon等も選べます)Createを押すと、メタマスクが立ち上がるので署名してNFT作品ができました!

今回4作品出品するので、この作業を4回繰り返し。全てCreateしてから販売です。

マイページに作品が並ぶので、それをクリックすると、作品の詳細ページに行きます。右上にSELLの文字があるので、そこをクリックして、販売設定を始めます。まずは固定価格かオークションか選びます。本当はオークションが良かったのですが、最低落札価格が1EHT(現在1EHT=166595円です)に行かないと、オークションが終了せず、途中でやめるとガス代が発生する様なので、悩んだ結果、まずは固定価格から始めることにしました。あとは金額と期間を決めて出品するだけです!

右上の青いボタンを押します!
Fixed Priceが固定価格です

そしてやっと出品できました!!

と、「ユニマ」と「OpenSea」に出品しましたが、やはりそれなりに大変です。特に「OpenSea」の方がハードルは高いですが、初めに手続きをしてしまえば、次回からは作品をアップするだけなので1回だけ頑張ってしまいましょう!

今回は「江戸城/寛永度三代家光天守」「江戸日本橋通り」「吉原遊廓」「吉原引付座敷」のヴァリエーション、それぞれに4点づつです。初回のため#1や#aの作品ですので是非ご覧下さい。

NFT始めました!その3〜OpenSeaの設定〜

肝心のOpenSeaにたどり着くまで道のりが長いですが、苦手意識を取り払えば、結構簡単!と気を良くしたのは束の間。メタマスクとOpenSeaを繋げなければいけません。OpenSeaはウオレットでログインする仕組みです。出品する人だけでなく、購入する人もここは同じだと思います。仮想通貨での売買しかやっていないのでその様になっているんですね。

ここまでは全て日本語で出来たので不安感はありませんが、Open Seaはアメリカのサイトです。Chromeで日本語訳もしてくれますが、微妙な日本語訳、これはこれで使いずらい。日本語訳と英語を翻訳サイトで翻訳したり、不安を抱きつつ手続きを進めます。

Getting Startに設定手順が書いてあります。

OpenSeaのトップページの一番下まで下がって、Help CenterのGetting Startedをチェック。OpenSeaでのアカウントの取得方法が書いてあります。結構しっかり説明がされているみたい。それに従い、まずはメタマスクの連携からです。右上の「ウォレットマーク」からウォレットを選択するのですが、何度やっても、メタマスクを選ぶとダウンロードページに飛んでしまいます。せっかくメタマスク作ったのに!先に進めないじゃん!と思いましたが、よく考えたら、スマホ用にしちゃって、PCにはメタマスクの拡張機能ダウンロードしてなかった!いつもSafariでwebは開いてたのでChromeに変更して(メタマスクはSafariは対応外です)メタマスクをダウンロード。メタマスクの登録に使った「秘密のリカバリーフレーズ」を入力して連携完了!これでスマホもPCも使える!メタマスク間の連携は簡単でした。リカバリーフレーズは長くて面倒ですけど、、、。

右上のお財布マークをクリック

さあ、今度こそOpenSeaとメタマスクの連携できるだろう、と思ったら、相変わらずダウンロードしろと、、、。Helpページには説明はないし、ネットであちこち探し(T T)、やっと対処法が書いてあるページを見つけました!

Chromeの上のバーのパズルみたいなマークをクリックするとメタマスクのキツネマークが表示されるのでキツネを選んで、拡張機能にメタマスクを常に「固定表示」にします。

右端の小さいアイコン。パズルマークから狐を固定表示してください。

次にChromeの設定(一番右の点3つ)から→「プライバシーとセキュリティ」を選び→「ポップアップとリダイレクトをクリック」→「ポップアップの送信やリダイレクトの使用を許可するサイト」のところにOpenSeaのアドレスを追加します。これをしないとOpenSeaではポップアップ表示されるメタマスクが表示されないのです!再起動して完了です。ふう〜〜。まず、この手順を教えてくれるサイトにいきつくまでに結構時間が掛かりました〜。

やっとOpenSeaに戻り、トップページの右上。ウオレットマークを押すと、メタマスク、出た〜!ダウンロードページに飛ばずにそのまま連携できました。ふう〜〜〜(^_^;)

ここまで出来れば、あとはウオレットの隣の人のピクトマークから「Settinngs」を選んで、氏名またはタイトル、メルアドを入力すると、認証メールが届くのでメールをポチッとして基本設定完了です。

右の人のアイコンからSettinngsを選んで設定できます

プロフィールとか入れたかったのですが、文字数制限があり、簡単に最低限の事だけをまとめて入れましょう。英語は文字数増えるから更にちょっと困る、、、。

あとはマイページ用のヘッダーとアイコンの画像を設置してとりあえず完了〜!!疲れた〜。

メタマスクのハードルを越えれば簡単!


NFT始めました!その2〜イーサリアムとメタマスク〜

「ユニマ」と並行してOpenSeaの設定をはじます。「ユニマ」は日本円で取引出来るので、いきなりサイトの登録から始められますが、海外サイトは仮想通貨が無いと取引でき無いので、まずはそこから。

OpenSeaのトップページを下がると「Create and sell your NFTs」とあり、ここで手順の説明があります。やはり仮想通貨用walletが無いと設定ができません。

もちろん仮想通貨を使った事とか無い私のような素人はまず仮想通貨取引所で口座開設から始まります。仮想通貨の紹介サイトなんかを見て比較検討してcoincheckで口座開設しようと思ったのですが、途中のメール認証でつまずいて、面倒くさくなって挫折。

ビットフライヤーに変更して、再チャレンジ。ブラウザでやったのですが、今回はスムーズに出来ました!住所、氏名、メルアドなど入力して、身分証明書(免許証やマイナンバーカードなど)と自撮りの顔写真を送って完了です。認証も直ぐにできました!認証まで含めても1〜2時間程度でしょうか。

仮想通貨の動向も初めて見て、ほうほう、こんなに価格変動するのか〜とか、色んな種類があるんだ〜とか、素人丸出しの感想。でもリスク管理はしっかりしないと怖いですね。現在は仮想通貨、暴落してます。でも買うにはチャンス!といってもギャンブラーじゃ無いので、勉強用にビットコインとイーサリアムをちょこっとずつ購入。イキナリ価格が下がってショックを受けつつ、勉強代、気にしちゃいけない。本来の目的は作品のNFT販売です。

次にやるのは、イーサリアム用にメタマスクの設定です。イーサリアムはNFT市場で広く使用されている仮想通貨です(ブロックチェーン技術でもあるらしい)。このイーサリアムのウオレット(仮想通貨用のお財布で入出金ができます)はメタマスク限定らしいので、このメタマスクの口座の取得が必須です。

狐のマークのメタマスクのアプリをダウンロード。PC版はChromeじゃないとダウンロードできないので注意。

メタマスクはブラウザ用とスマホ用があるのですが、こちらはスマホ用アプリをダウンロードして口座を開設。こちらはとても簡単。パスワードを設定すると、「秘密のリカバリーフレーズ」が表示されます。これを書き留めたりキャプったりしてメモしておき、次にそれが質問として聞かれるので、そのまま入力するだけ。このメモさえ忘れなければ大丈夫。これで手続きはOKです。簡単。普段のログインは指紋認証とか顔認証とかなので更に楽チンです。

仮想通貨を扱うのはもっとハードル高いと思ってたので、簡単で良かったです!

でもここで終わりではありません。ビットフライヤーで買ったイーサリアムをメタマスクに送金しなければお財布空っぽ。

基本は普通の銀行の送金と同じで、ビットフライヤー側で「入出金」ページから「出金」を選び、通貨は「イーサリアム」を選びます(通常「日本円」となっています)。そうすると「送金先の外部イーサリアムアドレスを入力してください」とあるのでメタマスクからコピーしたアドレスを貼り付けます。金額を入力すれば良いのですが、ここで注意!結構送金の手数料が高い!今回は勉強用で少額の送金だったので、手数料の方が高いことに、、、。でも「基本手数料として一律 0.005 ETH かかります」(現在の相場だと750円くらい?)とちゃんと書いてありました、、、。まあでも勉強なので、プチっと送金!すぐにメタマスクを確認しましたが、入金されずに間違えたかと思い焦りましたが、数分で認証され、無事に入金されました!

NFT始めました!その1〜ユニマ〜

今年になってからNFTのことを知ったのですが、(情報遅すぎ!)色々最新情報を得るためにIT情報サイトやNFT関連のブログなど色々読んで勉強しました(まだよくわからないけど)。で、作品を作って出品する作家側として、NFTを始めた時の色々を綴って行きたいと思います。

アメリカのサイトOpenSea
世界最大のNFTマーケットプレイスです
仮想通貨での売買になります。
SuperRare
こちらもアメリカのサイトですが、出品には審査があって出品までのハードルが高く、アーティストの憧れです。
購入する人にとっては高品質が約束されています。

NFTって、まだ日本での認知度は低いですよね。超簡単に言うと、仮想通貨のようなブロックチャーン技術を使って、デジタルアート作品にロックをかけて唯一の作品にできる技術のことです。デジタル作品はコピーすることが簡単なので唯一の作品にすることが難しかったのですが、数年前からこの技術が使われ、絵画だけで無く、音楽や、文章、動画、ブログなんかもNFT作品として扱われていて、それを売買できるのです。

これには通常、仮想通貨を使用しているので、NFTを始めるには仮想通貨を持たなければならないのですが、いつも仮想通貨を利用していない者には、まずそこが壁です。

日本のマーケットプレイス「ユニマ」
日本円で取引できます。クレジット決算ができる気軽に利用できます
「アダム」GMOのマーケットプレイス
日本円で取引できます

とりあえず、全く分からないので、第3回 ブロックチェーンEXPO 2022年5月11日〜13日@東京ビッグサイトに行ってきました。久しぶりの展示会。こんなに混んでいるんだ〜。活気があって、なんかちょっと前向きになれますね。ほとんどのブースがあまり関係ないのですが、これも勉強と思って、いろいろ見て、何箇所か興味のあるブースでは説明してもらったりしました。メタバースのブースも面白かったですね。NFTの有名サイトは海外のサイトなので日本語で教えてもらえるのは助かりますね。

マーケットプレイスはあまり出典していなかったのですが「ユニマ」でお話を伺いました。日本企業ですし、仮想通貨なしで日本円やクレジットカード決済が可能なのは魅力的ですね。直接質問できるし、親切に対応して頂きました。「ユニマ」は「ユニキスガレージ」でNFTを作って自社サイトでNFTを頒布したり、マーケットプレイス「ユニマ」で個人の作家が作品を販売したりできます。まだ今年できた新しいマーケットプレイスです。

展示会に行った後、日本のマーケットプレイスにしようか、海外のサイトはどこが良いのか悩み、アポイントを取ったりなどもしたのですが、色々検討してみた結果、展示会で説明をしていただいた「ユニマ」と最大手のOpenSeaに出品することにしました。OpenSea はNFTといえば「OpenSea」というくらい代表的なサイトです。審査とかは無いようなので、手順にそって手続きを進めれば出品できます。

今回はまずは「ユニマ」での出品手続きです。

「ユニキスガレージ」から手順に沿って行けばいいようですが、展示会でお会いしたので「ユニマ」の方とリモートやメールでやり取りして、疑問点を質問したりしながら、手続きを進めました。大事な作品を販売するわけなので、分からないまま進めるのは怖いですよね。正直デジタルな世界は理解できないことが多いし、専門用語がわからないので、質問しながら出来るのは安心です。

「ユニキスガレージを利用する」から入ります。クリエイターは無料で利用できます。企業向けは有料です。

実際の手続き的には、メルアドとアカウントを決め、確認メールからパスワード登録画面に進むとすぐにマイページの管理ページができるので簡単です。

バナーやアイコンを作ってプロジェクトを作り、プロフィールや作品の説明も入れます。海外向けに翻訳をしてもらった英語も一緒に入力しました。プロジェクトの規約なんかも必要なので、こちらは「ユニマ」の方に叩き台を頂いて作成。

次に特定商取引法に基づく表記のページはユニマの方と交渉の結果、ビットファクトリー名義で出品できるようにして頂きました。次にNFTコレクションの設定などをしてやっと出品です。ここで「ガス代」がかかります。これは作品をNFT化するための手数料みたいなもので、どのサイトでも必要です。仮想通貨が変動するのと同じで「ガス代」は変動するようです。イーサリアムを選択したので、この時は5000円弱でした。これは作品が売れた時に金額から差し引かれます。ちなみに作品の売上の10%がユニマに支払われます。ちょっと高いかな、とも思いますが、OpenSeaなどで仮想通貨を使うと通貨を購入したりメタマスクに入れたり色々お金を動かすときに手数料が発生するので、まあ、面倒な手続きもないし、いいかな、って感じです。

仕事の合間にやっているので、文章にするとあっという間ですが、意外と時間が掛かります。もちろん肝心の作品を制作してもらわないとできません、、。

作品をいくらにしようか、何点アップしようか、オークションにするか固定価格にするか、ナドナド結構悩みました。この辺は作家の自由なのですが、なかなか難しいところです。これは商売的なセンスですね、、、。難しい。ちなみに同じ作品を複数出品することも可能です。しかし複数になると1点の価格は低くなります。市場原理ですね。さらにオークションで複数ってどうなのかな?とか結構悩み、今回は1点もので4作品、オークションにしました。

何だかんだで、NFTをやろうと思ってから準備に3ヶ月。やっと出品できました!とりあえず皆さんに見ていただけると嬉しいです!

虎図

今年も半年が過ぎようとしていますが、今年は寅年ですね。正月前後にしか毎年の干支を意識しないので数ヶ月するとすっかり忘れてしまいます、、、。今年は寅年ですが、グローバル・タイガー・サミットが開催され、絶滅危惧種であるトラの保護について国際的に話し合われるそうです。

日本に虎は生息していませんが、古くから虎の絵は親しまれてきました。今でも、強い虎のイメージそのままに厄除けとして鶴や亀と同様に縁起物の一つです。武士の屋敷では来客者を威嚇するためにも使われたようです。

円山応挙 「虎嘯生風図」天明6年(1786) 絹本着色
東京国立博物館蔵
虎は風を操るといわれているそうで、背景の
カーブは巻き起こした風でしょうか。
ふさふさの毛と柔らかそうな体。モフモフしたいですね。
出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)
熊代 熊斐 「虎図」宝暦12年(1762) 紙本著色
九州国立博物館蔵
南宋画の先駆者、熊斐の作品。
ふさふさの毛とくりくりの目が可愛いです。
出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)

虎の実物を見ずに描かれた日本画の虎はちょっと微妙です。写実的絵画が得意な応挙でさえ、微妙です。日本人にとっては空想上の動物と同じだったのかもしれませんが、猫科の動物と知っていたから、ちょっと猫っぽく可愛くなってしまったり、、、。空想上の動物の龍は大体かっこいいですけどね、、、。でも見ることが出来なかったからこそ、絵師による工夫がされていて、色々な虎がいるのが面白い。個性が発揮されています。いろんな顔していて、迫力があるものから、可愛い虎まで、こんなコがいた!って感じで楽しめます。

伊藤若冲 「虎図」 絹本着色 一幅 プライスコレクション 
朝鮮の虎図を模写した作品
朝日新聞出版 「若冲への招待」より
伊藤若冲 「虎図」 紙本墨画 一幅 石峰寺蔵 
可愛い虎。動植物を愛した若冲の優しさあふれる作品。
実物を見たらどんな虎を描いたのでしょう。
朝日新聞出版 「若冲への招待」より

トラは元々アジアに広く分布している野生動物です。インド、東南アジア、中国、朝鮮半島からロシアまで生息域がありますが、ここ100年で激減して、絶滅危惧種になってしまいました。と言われても、日本とは関係ないんじゃない?とは認識不足でした。虎は漢方薬として使用されていたため、近年まで密輸されていたようです。昔、虎の敷物なんてものもありましたよね。

渡辺崋山 「猛虎図」 天保9年(1838)絹本墨画淡彩 
平野美術館蔵
田原藩の三千両もの借財の代わりに三河国前芝の加藤家に送られたと伝えられる「三千両の虎」と呼ばれた作品。
新潮日本美術文庫「渡辺崋山」より

もちろん世界的に現在はトラの狩猟は禁止されていますが、密猟は今でもどこかで行われているそうです。ということは高値で買い取る商人がいるということ。そしてそれを買う客がいるということです。自然環境の変化も激減の一因ではあるようですが、ほとんどが人間の仕業です。ということは人間が救うことも出来るわけですね。地道な保護活動をされている現地の人には頭が下がります。

詳しくはWWFのHPをご覧ください。

渓斎英泉 「月に虎」19世紀 大短冊判 錦絵
虎は夜行性なので月とともに描かれることが多いそうです。
東京国立博物館蔵
出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)
葛飾北斎 月みる虎図 天保15年(1844年)
紙本一幅 島根県立美術館蔵
85歳晩年の作品。可愛い夢見る虎ですね。
新北斎展(2019年)カタログより

渡辺崋山 (新潮日本美術文庫) [ 渡辺崋山 ]

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若冲への招待 Ito Jakuchu [ 朝日新聞出版 ]

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渡辺崋山

最近、美術館に行っていないせいか、歴史書に寄りすぎて美術書をあまり見なかったせいか、禁断症状(?)になり、名画集を眺めていまして、すごい絵は沢山ありますが、その中でも特異な存在、渡辺崋山をご紹介します。渡辺崋山は1840年台前半に活躍した絵師です。

寛政5年(1793年)田原藩(現在の愛知県渥美郡)の藩士の長男として生まれました。父が江戸詰だった為、江戸の半蔵門外にあった田原藩上屋敷内の長屋の中で生まれたそうです。武士の長屋もあったの?とちょっとびっくり。士農工商からすると一番身分は上ですが、経済的には商人の方が豊かだったかもしれません。父が病弱だったこともあり、武士ではありますが、生活は厳しく、そのために画業に励み、絵師としても活躍していました。

師匠は町絵師の白川芝山、その後、金子金稜と谷文晁に支持しています。年齢的には北斎よりも33歳年下です。と言っても北斎の影響がある絵には見えませんね。

鷹見泉石像 国宝 渡辺崋山筆 天保8年(1837) 絹本着色 
国立博物館蔵
国立博物館でこの作品を見てショックを受けました。
出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)

渡辺崋山といえば肖像画、というくらい名作が多く、この時代にこんな作品を描いた人がいたのかと衝撃を受けます。日本画よりも西洋の水彩画に近いのでは?と思ってしまいます。デッサンも多く残っているようですが、これも江戸の人が描いたとは思えない。リアルで、柔らかく美しいタッチに心洗われます。西洋画に親しんでいる現代人には彼の作品は親しみやすいかもしれませんね、、、。

ヒポクラテス像  重要美術品  1幅  天保11年(1840)  
絹本墨画淡彩
 瞳の輝きとかまるで油絵のようです。
出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)

もともと武士の身分で絵師になった人は結構いますが、渡辺崋山は本業はキッチリ武士です。幼少期から藩主の御伽役を任されるのに始まり、田原藩の役職をこなしています。儒学も学び、できる人だったようです。俗に「三千両の虎」と言われた「猛虎図」は藩の借財の代わりに渡されたそうで、1枚の絵で三千両の借金チャラ。すごいな。そんな人だったからでしょうか、身に覚えの無い罪で投獄、謹慎処分になり、最後は自決しました。天保11年(1841年)49歳のことです。ちなみにこの時、北斎は81歳。北斎はこの後もバリバリ肉筆画や北斎漫画なんかを描いていたのを思うと、崋山ももっと名作を残せただろうに残念です。

市河米庵像  重要文化財 1幅
縦:124.2cm 横:59.1cm
京都国立博物館蔵
出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)
市河米庵像の下絵です。
江戸の絵師と思えない、、、。
出典:ColBase (https://colbase.nich.go.jp)

新撰銘酒寿語禄

ざっと75個もの酒樽が並んだこちらの絵は江戸時代末の江戸で愛された銘酒双六です。日本酒老舗探しには格好の資料!と言うことで調べてみました!

双六なので、右下の樽が「振り出し」。中央の、「一御酒百駄」が「上がり」です。江戸時代の双六は、どうやって遊ぶの?ほんとにこれで遊んでたの?って思いますが、とりあえず、デザインとしてこの双六の形態が好まれたことは確かなようですね。

新撰銘酒寿語禄
江戸時代末期 作・梅素亭玄魚
縦71.0㎝×横75.0㎝

右端の提灯に「下り酒問屋」左の提灯には「地回り酒問屋」と書いてあります。下り酒は、関西地方から船で下って江戸に入る酒、地回り酒は江戸近郊の陸路で江戸に入る酒の事です。上に松飾りがあるので、正月に酒問屋が宣伝用に配ったのかもしれません。

この75樽の中から、現在も残っている酒蔵はどれくらいあるのかな〜と調べてみました。双六なのでどうやらこの樽のは酒の名前ではないのかも?というものもあるし江戸の文字は読めないし、苦戦しました。ネットでの検索なので定かではありませんが、22銘柄、見つけました。

一番上右の「正宗」と「江戸一」は1625年創業の桜正宗の銘柄です。「正宗」は清酒の代名詞でした。左から3列目の「旗頭」は文政元年1818年創業の黄金色酒造と思われますが、こちらは焼酎なんですね。焼酎も美味しい。その隣「龍神」は群馬県の龍神酒造と思われますが、蔵元の詳しいことが分からなかったのですが、お酒は美味しそうです〜。

上から2段目右から3列目の「寿海」は沢の鶴で1840年頃から作り続けている銘柄だと思われます。『♪さわ〜あの〜つ〜る〜』のCMでお馴染みですが老舗だったんですね。その隣の「日本橋」(橋が絵になってます)は1805年創業の横田酒造。埼玉県です。「日本橋」の銘柄は創業者が日本橋の酒問屋で働いていたところから付けられました。左から4番目「白鹿」は寛文2年1662年創業辰馬本家酒造です。江戸時代の看板に「宜春苑 長生自得千年寿 白鹿」と書かれていたそうですが、ここにもそのままのコピーが書かれています。

上から3段目左から4列目の「福寿」1751年創業の神戸酒心館で13代にわたりこの銘柄を作り続けています。すごい!同じく3段目の右から2番目「高砂」は1830年創業の富士高砂酒造と思われます。

4段目、一番左「岸の」は1789年創業の井上酒造と思われます。左から2列目は剣菱ですね。このマークは目立ちます。企業マークの重要性を感じます。現在も現役バリバリですね。その剣菱の一つ飛ばして右は「相生」は岩手県の1829年創業、わしの尾酒造。

5段目中央、上がりの下の「白雪」は天文19年1550年創業の小西酒造です。清酒発祥の地、伊丹にあり、現存する最古の清酒銘柄です!隣の「丹頂」は沢の鶴にこの銘柄のお酒があるので、沢の鶴でしょうか。その隣「」は寛保3年1743年創業のおなじみ、白鶴です。さらにお隣、右から2番目「鶴齢」(鶴が絵です)は享保2年1717年創業の青木酒造。コメどころ新潟県魚沼です。

6段目右から2列目は寛文5年1665年創業の盛田だと思われます。銘柄は読めませんでした、、、。

7段目一番左「雲龍」は天保10年創業の山星酒造と思われますがこの銘柄はもう作られていないかも、、、。「末廣」は嘉永3年1850年創業の末廣酒造。福島のお酒の飲み比べの時にも紹介しました!

8段目、一番下の段の左端「志ら梅」は岩手県の元禄時代創業の志ら梅酒造と思われますが、詳しいことは分かりませんでした。中央の「力士」は寛延元年創業の釜屋。埼玉県の蔵元で、現在でも「力士」の銘柄は販売してます。その隣「万上」はあのマンジョウ本みりんの万上です。文化11年には販売され大人気になりました。みりんは発売当時は甘いお酒として飲まれていましたが、江戸中期から料理に使われるようになりました。1925年に野田醤油(現在のキッコーマン)と合併され、現在でもマンジョウ本みりんは製造販売されています。

他にも現存する蔵元があるかもしれませんね。あと、読み間違いとか、同じ銘柄で蔵元が違う、とかあったらごめんなさい。そして、江戸の人は本当、酒好きですね〜。とりあえず、あとは味見だけ!どこから試そうか迷います!!