江戸時代を再現し続ける3DCG作家と日本美術大好き夫婦のブログです。日本史(主に江戸時代)と日本美術、日本文化について語ります。時々制作の裏側紹介。
中村宣夫 江戸時代を3DCGで再現する3DCG作家。雑誌、テレビ、イベント、最近はアニメの背景(鬼滅の刃のモデリング協力)など制作してます。
中村利恵 まったりグラフィックデザイナーやってます。芸術学科に在籍していたので制作するだけでなく、学ぶのも好き。日本絵画にハマってます。小江戸川越在住


イベント「江戸時空」
9月7日より開催
9月1日より開催予定でしたが7日からに変更になりました。申し訳ございません。
「鬼滅の刃遊郭篇」の2回目放送がありました。今回はギャグ満載で面白かったですね。絶対女の子には見えないだろ、と突っ込みつつ爆笑しました。
ところで遊郭ってどんなところか分からないですよね。その存在の是非は横に置いておいて、システムや構造を語ってみたいと思います。遊郭は全国各地にありましたが、ここでは遊郭の代表、江戸吉原の一番栄えた江戸時代の話です。
とうとう、遊郭編始まりましたね!煉獄邸の話はちょっと、うるっときてしまいました、、、。火の神神楽の秘密や煉獄さんと炭治郎の父の秘密とかも知りたいですね〜。
最後に遊郭の映像が流れていましたが、鬼滅の刃の1話目からモデリング協力をしております。モデリング協力とは背景画の骨格となる形状データおよびレンダリングの際の素材を制作提供しています。
先日、友人がさいたま市音楽家協会の演奏会に出演していたので久しぶりにクラシックのコンサートに行ってきました。綺麗な音楽に癒されて、全ての芸術は音楽的であるべきだ、というショーペンハウアーの言葉を思い出しました。(古い記憶なので間違えていたらごめんなさい)
クラシック音楽を聴きながら、日本文化の関わりあるかな、と考えていて、その時に思い出したのがドビュッシー。

老舗の和菓子といえば、の虎屋さんの羊羹を先日頂いたので数年ぶりに食べました。さすが、美味しいですね。甘すぎず、でもしっかりとした餡子の味がして、飽きが来ない味でした。最近羊羹は非常食としても注目されていますが、賞味期限が1年間もあってビックリです。まあ、虎屋の羊羹を非常食にする人はいないと思いますけど、、、。
虎屋の創業、室町時代後期、ってかっこいい!色々な文献に虎屋のことは書かれているようですが、浮世絵として残っていないのかな〜と思いましたが、なかなか見つけるのは大変なようですね、、、。

北斎は大好きですが、その中でも、この大樽の間から微かに見える富士山を描いた「尾州不二見原」はマイベストの1つです。
当時、高い建物が無かったのでかなりの広い地域から富士山が見えました。どこにいても何をしていても富士山が静かに鎮座して庶民の生活を見下ろしている。富士山は不思議なパワーがあります。富士山が見れた日はちょっとラッキーな感じがして、富士信仰をしていた江戸の人たちに共感します。
最近次男と晩酌をしておりまして、、、日本酒が飲みたいというので「剣菱」買ってきました。
お酒は好きですが、今まで日本酒は苦手で、あまり飲んで来なかったのでどの銘柄が美味しいか、とか分からなかったのですが、流石に「剣菱」は有名なので聞いたことがあるし、一度飲んでみよう、と購入しました。
10月10日からフジTV系で、10月16日からMXTV他から、鬼滅のテレビシリーズが始まりました!
待っておりました!
第1話目は無限列車に乗る前日の煉獄杏寿郎さんの話でしたね。アニメオリジナルの話で面白かったですね。煉獄さんの豪快、明朗、最強がよくわかるエピソードだったと思います。
安土桃山から江戸時代にかけて活躍した画家、「岩佐又兵衛」は別名「浮世又兵衛」と言われています。浮世絵の祖という説もある画家です。と言っても版画家ではなく肉筆画を描いていたのですが、その人物画が当時の風俗を生々しく描いていたから。
駿河町(するがちょう)は現在の日本橋辺りです。現在その地名は失われ東京都中央区日本橋室町となっています。(少し話は江戸から逸れますが、古い地名をなぜ変えてしまうのでしょう。地名には歴史があるのに、再開発とかでその地名まで変えてしまうと、その土地に対する愛着というか思い入れが薄れてしまうのに、、、といつも思います。)この場所から富士山(駿河国)が美しく見えたことから駿河町となったようです。駿河国は徳川家ですね。ということは家康の住う江戸城からも当然見えたわけで、毎日故郷を眺めていたのでしょうか。
葛飾北斎ってやっぱりすごいです。日本を代表する画家ですし、作品数も多いし、印象派に影響与えちゃってるし、ロシアのどこかのマンションの壁面一杯に神奈川沖浪裏とか描かれちゃったり、語っていいのか?というぐらいの巨匠ですよね。
江戸の朝は早いです。夜明け前、というか深夜2〜3時から江戸前の魚を積んだ船が次々と魚河岸に到着し、商いが始まっていきます。江戸の漁師が運んだ魚を魚問屋が並べ、朝日が上がる頃には、魚売りが町で魚を売り始めます。
昨日、「劇場版 鬼滅の刃 無限列車編」の興行収入が400億円を突破!というニュースが流れてきました。とうとう400億円。日本国内での累計来場者数2896万6806人と多くの方々に鑑賞頂き、制作に携われた者として非常に感慨深いです。
私(妻)は日本美術が大好きです。でも本当はつい数年前にハマったばかり、、、。元々芸術学とか専攻してたのに、仕事に結婚、育児に追われて、気付いたら美術からかけ離れた生活をしていました。その間、ピアノにハマったり(4歳からやってたので)編み物にハマったりしてたのですが、結局やっぱり美術の世界に戻ってきてしまいました。でも、本当は若い頃は日本美術に興味なくて、(授業で習った若冲は強烈に覚えてるけど)西洋画とか現代アートが好きでした。
美術に気持ちが戻ったきっかけは作家の原田マハさん。
ブログを始めたばかりだし、とりあえず有名どころで大好きな絵画を紹介します。
16世紀末、桃山時代に描かれた松林図です。国の宝というにふさわしい、美しく静謐でどこか寂しく、不思議世界に引き込まれてしまいそうな靄にたたずむ松林の絵です。