川越の日帰り温泉『小江戸温泉KASHIBA』

川越の日帰り温泉『小江戸温泉KASHIBA』

埼玉県川越市にある日帰り温泉『小江戸温泉かしば』に行ってきました。

東京から東武東上線、西武新宿線で1時間程で行ける川越は、明治時代の蔵造りの街並みが残る情緒豊かな町です。江戸時代に川を使って江戸と川越を行き来し、商売をしていたので江戸の風情が残ります。「小江戸」と呼ばれ、埼玉県を代表する観光地です。

川越のシンボル「時の鐘」。すぐ近くには美しいと有名な「スターバックス川越鐘つき通り店」があります。
食べ歩きをしながら古い街並みを散策

『小江戸温泉かしば』は観光の中心地、蔵造りの街並みから車で約10分、伊佐沼のすぐ近くにあります。電車で来た方は東武東上線・JR線の川越駅と西武線の本川越駅から送迎バスが1時間に1本出ているのでアクセスも楽。

川越にはこんな場所もあるんです

伊佐沼は埼玉県内最大の広さを持つ自然沼で、春は桜、夏は古代蓮やひまわり、秋はコスモスなどが咲き、花も楽しめますが、公園になっていて、遊歩道を散策したり大きな遊具やアスレチックもあるので子連れで1日遊べます。


スーパー銭湯や日帰り温泉施設は全国多数ありますが、『小江戸温泉かしば』は外観内観ともデザインが和モダンでシンプル。オシャレです。

この日は休日の午前中に行ってきました。12時前くらいに着いたのですが、駐車場は半分以上空いていて、チケット売り場も並ばず、すんなり入館できました。
お風呂は、天然温泉や美容効果のある湯など10種類のお風呂とサウナや岩盤浴が楽しめます。天然温泉でしっかり温まり、美容効果を期待しつつ、シルクの湯に入ったり、心地よい風を感じながら露天風呂にゆっくりと浸かる、、、。やはり温泉は良いですね〜。

川越のお土産もたくさん!

レストランや休憩所もあるのでお風呂に入った後は美味しいご飯を食べ、昼寝をしてゆっくり過ごせます。レストランでは、経営が岐阜の会社ということで、岐阜県の郷土料理「けいちゃん」も食べられます!美味しい〜!

午後からは混雑してくるので入場制限がかかることがある様ですので午前中がオススメです。お風呂に入った後にゆったりと伊佐沼を散策してリフレッシュしてはいかがでしょうか。

小江戸温泉KASHIBA公式HP

銭湯の歴史

銭湯の歴史

CGで再現した江戸時代の湯屋

最近、また銭湯が見直されてきました。各家庭の内風呂が普及した昭和40年代から銭湯は徐々に減少してピーク時の1/10にまで減ってしまったようですが、若者が行きやすい造りにしたり経営を工夫したりとまた銭湯が注目されています。スーパー銭湯や温泉は相変わらずの人気ですし、ただ単に汚れを落とすだけではなくて、日本人にとって『銭湯』や『公衆浴場』は大切な一つの文化なのだと実感します。数年前になりますが、都内の子供の頃に通っていた銭湯(家に内風呂があったのですが、時々行っていました)の前を通ったら破風造りの入り口が残っていて、感動しました。その時は残念ながら時間が無く、写真を撮って帰ってきただけなのですが、今度入りに行こう!と思って調べたら、もう無くなっていたようです、、、。ショック(泣)。

そんな大好きなお風呂屋さんの歴史についてです。

日本の大衆浴場の起源は奈良時代、奈良の大きな寺院です。僧侶は修行の一環として心身を清めるために沐浴をします。大勢の僧侶を抱える大寺院では僧侶たちが一度に入れる大きな浴場が必要となり、寺院の一角に大浴場を設置したのが始まりと言われています。それが中小寺院にも広まり、さらに僧侶以外の一般の人々にも開放され、それが銭湯となり、庶民に大衆浴場の文化ができました。

江戸の湯屋の始まりについては三浦浄心の『そぞろ物語』(寛永18年=1641年)に、天正19年(1591年)伊勢與一という人が銭瓶橋(ぜにかめばし)のほとりに風呂を立てた、との記載があります。現在、銭瓶橋は現在無くなってしまいましたが、日本橋の辺りにありました。全国から江戸城築城の建材が日本橋川を上って運ばれ、銭瓶橋周辺で陸揚げされたので周囲には町屋敷や商店、遊女屋も出来、多くの人々で賑わっていました。一仕事終えた人々が風呂に入りたくなるのは人情。ここに風呂屋ができたのは当然のことだったのでしょう。この湯屋、風呂の中は「息がつまる」「目も開けられない」と記されているので、蒸し風呂だったようです。風呂代は永楽一銭(永楽銭は寛永通宝が作られる以前、明より輸入した通貨)と記されています。

元々湯屋は混浴でしたが、寛政3年(1791年)寛政の改革で混浴禁止令が発令されたので、文化文政期の湯屋は男湯女湯に分かれています。男女二つの浴槽を持つことが出来ない小さい湯屋では昼間は女湯に、夜からは男湯にと時間で分ける湯屋や、女湯専門、男湯専門の湯屋もありました。また近くの湯屋同士で相談し、女湯にする日を決めるなど工夫して営業していました。

でもきっちり男女で分かれているのは江戸市中ばかり。江戸市中を出ると「入り込み湯」といって混浴の湯屋がほとんどでした。また、大坂では湯船だけ男女に分かれていて、入り口から洗い場までは男女一緒の湯屋もありました。

CGでは江戸時代後期の湯屋を再現していますが、この時代に現在の銭湯の原型がほぼ出来上がっています。

江戸時代の湯屋についてkindle版「浮世風呂」に美しい高画質3DCGとともに詳しく紹介しています

歴史CG作家中村宣夫HP
たくさん作品をご覧になりたい方はこちらから。
江戸城、日本橋、長屋、吉原などなどご覧いただけます。