今年になってからNFTのことを知ったのですが、(情報遅すぎ!)色々最新情報を得るためにIT情報サイトやNFT関連のブログなど色々読んで勉強しました(まだよくわからないけど)。で、作品を作って出品する作家側として、NFTを始めた時の色々を綴って行きたいと思います。
アメリカのサイトOpenSea 世界最大のNFTマーケットプレイスです 仮想通貨での売買になります。
SuperRare こちらもアメリカのサイトですが、出品には審査があって出品までのハードルが高く、アーティストの憧れです。 購入する人にとっては高品質が約束されています。
NFTって、まだ日本での認知度は低いですよね。超簡単に言うと、仮想通貨のようなブロックチャーン技術を使って、デジタルアート作品にロックをかけて唯一の作品にできる技術のことです。デジタル作品はコピーすることが簡単なので唯一の作品にすることが難しかったのですが、数年前からこの技術が使われ、絵画だけで無く、音楽や、文章、動画、ブログなんかもNFT作品として扱われていて、それを売買できるのです。
これには通常、仮想通貨を使用しているので、NFTを始めるには仮想通貨を持たなければならないのですが、いつも仮想通貨を利用していない者には、まずそこが壁です。
日本のマーケットプレイス「ユニマ」 日本円で取引できます。クレジット決算ができる気軽に利用できます
「アダム」GMOのマーケットプレイス 日本円で取引できます
とりあえず、全く分からないので、第3回 ブロックチェーンEXPO 2022年5月11日〜13日@東京ビッグサイトに行ってきました。久しぶりの展示会。こんなに混んでいるんだ〜。活気があって、なんかちょっと前向きになれますね。ほとんどのブースがあまり関係ないのですが、これも勉強と思って、いろいろ見て、何箇所か興味のあるブースでは説明してもらったりしました。メタバースのブースも面白かったですね。NFTの有名サイトは海外のサイトなので日本語で教えてもらえるのは助かりますね。
マーケットプレイスはあまり出典していなかったのですが「ユニマ」でお話を伺いました。日本企業ですし、仮想通貨なしで日本円やクレジットカード決済が可能なのは魅力的ですね。直接質問できるし、親切に対応して頂きました。「ユニマ」は「ユニキスガレージ」でNFTを作って自社サイトでNFTを頒布したり、マーケットプレイス「ユニマ」で個人の作家が作品を販売したりできます。まだ今年できた新しいマーケットプレイスです。
展示会に行った後、日本のマーケットプレイスにしようか、海外のサイトはどこが良いのか悩み、アポイントを取ったりなどもしたのですが、色々検討してみた結果、展示会で説明をしていただいた「ユニマ」と最大手のOpenSeaに出品することにしました。OpenSea はNFTといえば「OpenSea」というくらい代表的なサイトです。審査とかは無いようなので、手順にそって手続きを進めれば出品できます。
今回はまずは「ユニマ」での出品手続きです。
「ユニキスガレージ」から手順に沿って行けばいいようですが、展示会でお会いしたので「ユニマ」の方とリモートやメールでやり取りして、疑問点を質問したりしながら、手続きを進めました。大事な作品を販売するわけなので、分からないまま進めるのは怖いですよね。正直デジタルな世界は理解できないことが多いし、専門用語がわからないので、質問しながら出来るのは安心です。
「ユニキスガレージを利用する」から入ります。クリエイターは無料で利用できます。企業向けは有料です。
実際の手続き的には、メルアドとアカウントを決め、確認メールからパスワード登録画面に進むとすぐにマイページの管理ページができるので簡単です。
バナーやアイコンを作ってプロジェクトを作り、プロフィールや作品の説明も入れます。海外向けに翻訳をしてもらった英語も一緒に入力しました。プロジェクトの規約なんかも必要なので、こちらは「ユニマ」の方に叩き台を頂いて作成。
次に特定商取引法に基づく表記のページはユニマの方と交渉の結果、ビットファクトリー名義で出品できるようにして頂きました。次にNFTコレクションの設定などをしてやっと出品です。ここで「ガス代」がかかります。これは作品をNFT化するための手数料みたいなもので、どのサイトでも必要です。仮想通貨が変動するのと同じで「ガス代」は変動するようです。イーサリアムを選択したので、この時は5000円弱でした。これは作品が売れた時に金額から差し引かれます。ちなみに作品の売上の10%がユニマに支払われます。ちょっと高いかな、とも思いますが、OpenSeaなどで仮想通貨を使うと通貨を購入したりメタマスクに入れたり色々お金を動かすときに手数料が発生するので、まあ、面倒な手続きもないし、いいかな、って感じです。
仕事の合間にやっているので、文章にするとあっという間ですが、意外と時間が掛かります。もちろん肝心の作品を制作してもらわないとできません、、。
作品をいくらにしようか、何点アップしようか、オークションにするか固定価格にするか、ナドナド結構悩みました。この辺は作家の自由なのですが、なかなか難しいところです。これは商売的なセンスですね、、、。難しい。ちなみに同じ作品を複数出品することも可能です。しかし複数になると1点の価格は低くなります。市場原理ですね。さらにオークションで複数ってどうなのかな?とか結構悩み、今回は1点もので4作品、オークションにしました。
何だかんだで、NFTをやろうと思ってから準備に3ヶ月。やっと出品できました!とりあえず皆さんに見ていただけると嬉しいです!