MR体験ができる TIME TRIP TAXIに乗ってきました!

MR体験ができる TIME TRIP TAXIに乗ってきました!

浅草、下町でMRタクシーツアーが2024年12月7日から2025年1月13日までの期間限定運行中です!中村の江戸のCGを使用して頂いているので浅草周遊コースを体験して来ました!

大きですね。四人まで乗車出来ます。ゆったり座れて乗り心地は最高です!

タクシーの後部座席に大型モニタを設置し、リアルタイムの浅草の風景とCGやアニメーションが同時に上映されるミックスドリアリティ技術で美しい映像を見ながら隠れた名所を観光できる新しいツアーです。

タイムトリップタクシーの集合場所、「花川戸一丁目休憩所」です。浅草寺の二天門から真っ直ぐ、信号を渡って花川戸公園の隣にあります。

MR体験自体なかなか機会がありません。まず、MRって何?という人も多いですよね。私も新しい技術になかなか着いて行けません、、、。MRとは複合現実、「Mixed Reality(ミックスド・リアリティ)」の事です。ミックスドということは何かがミックスされているんですね。現実世界仮想世界をミックスしているので「ミックスド・リアリティ」。MRタクシーも現実の浅草の風景とCG映像をミックスしています。

とりあえず、体験してみれば分かります!

いよいよ出発!現在の外の風景です。斜め前に清掃車!お仕事ご苦労様です。
現在の東京からスタート。綺麗な映像です。
江戸城の上空を鷹が飛んでいます。

MRタクシーツアーで何が良いのかというと、移動中に綺麗な映像を見ながら観光案内もしてもらえます。現実の風景を楽しみながら昔の風景を見たり、名所の説明を聞いたりできます。そしておまけに最新技術も体験できる、一石三鳥です!

日本橋のCGと実際の浅草の風景が合わさるとこんな感じになります。2〜3階建ての建物と江戸の風景が意外にもマッチ。
リアルでもこんな風景が残っていたらいいのに、、、。
吉原辺りでは見返り柳の説明や吉原の解説をしてくれます。
裏長屋を上空から眺めます
沖縄でもMRカートが走っていました!浅草を牛車で観光?
タイムトリップタクシーのチラシです。画像の真ん中に中村のハンコが!

今回体験した浅草周遊コースのほか、浅草発上野着の上野コース・浅草発谷中着の谷中コースがあります。下町観光に活用すると楽しく移動できますね。

予約制ですので下記サイトからご予約ください。

タイムトリップタクシー公式

国立西洋美術館 写本展

2024年7月現在開催中の『写本 いとも優雅なる中世の小宇宙展』を観てきました!

ルネサンスの以前、印刷技術が無い時代の本は一冊一冊書き写していました。それが写本。

私はデザイナーですが、Macでカタカタ打てば同じ書体がズラっと並びどんなに大きい文字も小さーい文字も綺麗に揃って打てます。挿絵も素敵なイラストをタダで探して来る事も出来る時代。でもこの頃は1文字1文字美しく綺麗に揃えて書き、美しい挿絵や装飾を描く。物凄く手が混んでいて、写本の職人、凄すぎます!素晴らしい!書いてみたい!文庫本のような小さいサイズの本もありました。すごい忍耐力と集中力が必要な作業ですね。

日本にも写経があり、そちらも美しいですよね。洋の東西を問わず、同じような文化が全く異なるカタチで表現されるのは面白いですね。

また、私個人的に西洋美術の中でも、中世絵画は大好きな時代です。ルネサンス以降やギリシャ彫刻のように完璧なバランス、美しさではないけれど、様々なデザインが施されていて、面白い!人物の絵もどこかデッサンがズレていたりするけど、それを上回る魅力があります!

中世らしい金を多用し、華やかで美しく、何故か文字に人物の顔が装飾されていたりして、楽しいデザイン。

中世はほぼ全ての作品がキリスト教に根付いています。ミサ用にミサ曲の楽譜が書かれているのも多く、4本線の楽譜の実物は初めて見ました!これは読めない…c(゚^ ゚ ;)ウーン

随分前ですが、イタリアの古都ボローニャに行った時に、中世の作品を集めた美術館に行ったのを思い出しました。中世絵画はマイナーで、私達以外に見に来ている人がいなかったような記憶がありますが、西洋中世絵画は素晴らしい!

写本を堪能した後、常設展も行きました。西洋美術館に行ったのは実は何十年振り?久しぶりにモネとかマネとか見ました。やはり美しかった。松方コレクションは点数も多く、改めて素晴らしいコレクションだと実感しました。中世以降の西洋美術史の流れを勉強するのにピッタリですね。

ジャクソン・ポロックも!

美術館はパワースポット!この夏はまだまだ行きます!

東京国立博物館 表慶館 カルティエと日本半世紀のあゆみ『結 MUSUB I』展

2024年7月開催中のカルティエ展に行って来ました!と言っても明日で終わりです、、、。なので急遽行って来ました。

カルティエが日本に初めてブティックを開いてから50年を記念して開催されました。カルティエの美しいジュエリーと日本人アーティストの作品が展示されました。

キラキラすぎて綺麗に撮れませんでした、、、。

カルティエは超高級店なので、普段おいそれとは入れません。でもここなら食い入る様に見ても咎められず、店員さんも来ない!じっくりカルティエの世界を堪能出来ました!日本文化にインスパイアされた作品が多数ある事も知らなかったので、日本の文様や桜などのモチーフがジュエリー作品として作られていて、誇らしく感じました。そしてやはり美しい!

日本人アーティストの作品は、まず横尾忠則の肖像画が出迎えてくれて、やっぱり横尾忠則だよね、とか思い、大好きな三宅一生のファッションを超えた作品に心打たれ、久しぶりに現代アーティストの作品を堪能しました!

三宅一生

そしてせっかく国立博物館に行ったんだから国宝見たいと!と、常設展も見て来ました!

今日の国宝の部屋は平安時代の絵画でした。これ平安時代なの?近代絵画っぽい感じ!当時斬新な作品だったのではないでしょうか。

その他もさすが国立博物館、見応えありました!今回浮世絵は大好きな歌川国芳!武者絵から金魚まで見れて満足!

今日は西洋美術館も行く予定なので、ミュージアムショップは今日は寄らず、、、。埴輪のぬいぐるみ欲しい、、、。