Veuve Clicquot(ヴーヴ・クリコ)

珍しく今回は久しぶりに飲んだシャンパンを紹介します!20代前半の頃に友人に教えられて(生意気だな)それ以来大ファンのヴーヴ・クリコ。息子の誕生日に久しぶりに飲みました♪( ´▽`)

超有名シャンパンですし、某有名三つ星フレンチレストランでも採用されてるイエローラベルですが簡単に説明を。1772年創業の老舗ワインメーカーです。ここに嫁いだマダム・クリコが亡き夫に代わり、事業を引き継ぎ1810年にシャンパーニュ地方初となるヴィンテージシャンパンの醸造に成功しました。212年前ですね。

このマダム・クリコが凄い人でした。当時はまだ女性がビジネスで活躍できる時代ではありません。早くに夫を亡くしたという不遇がきっかけではありますが、バイタリティとアイデアのある女性で、高品質のシャンパンを作り、そして売り込み、ビジネスとして成功しました。キャリアウーマンの先駆けですね。19世紀のキャリアウーマンといえばココ・シャネルですが、彼女が1883年生まれ。きっとシャネルもイエローラベルを飲みながらマダム・クリコを尊敬していたのではないでしょうか。

そしてクリコの代表的なイエローラベルは1877年に誕生しました!今も世界中で愛されていますね。やはり特別な日にしか飲めませんが、特別感を盛り上げてくれるのはシャンパンです!美味しくいただきました!

おまけですが。ヴィンテージシャンパンってなに?と言うことで調べてみました。ヴィンテージシャンパンは出来が良い同じ年の葡萄のみを使って製造し、最低熟成期間3年のシャンパンのことです。全てのシャンパンの2割程度しか製造されていないそうです。ノンヴィンテージは葡萄の収穫年が限定されず、15ヶ月以上の熟成期間があるものになります。なので庶民が飲めるのはノンヴィンテージですね、、、。なるほど、だからラベルに製造年が記載されていないのか、、、。それでも十分美味しいです!

福島の地酒

先日福島の地酒飲み比べセットを購入しました!福島20%OFFセールに惹かれて6本セットをお得に購入してみました!福島県は親戚がいることもあり、子供の頃は何度も訪れ、お米もとても美味しいので楽しみにしておりました。

福島県にもたくさん日本酒の蔵元があるんですね。飲み比べセットは初めてですが、全て老舗の商品で、さらに6本中4本は江戸時代の蔵元で、老舗探索をしている私としてはいろいろお得でした!

開当男山酒造(南会津町)「開当男山」享保元年1716年創業。剣菱に近い、これぞ日本酒。王道で美味しい。ちなみに「男山」というお酒は全国にたくさんあるそうで、江戸時代に飲まれていた「男山」はどれかははっきりとわからないようです。このお酒かもしれないし、もう無くなってしまっているのかもしれません。「酒=男山」のイメージがあり、競って同じ名前で作ったからのようです。昔は今のように特許とかないですからね、、、。でも以前から開当男山が飲んでみたかったので、このセット買ってみました。アタリでした!

笹の川酒造(郡山市)「笹の川」明和二年1765年創業。新しい挑戦を続けている企業でウイスキーも製造しているそうです。老舗なのに新しいものに挑戦する姿勢、尊敬します。

大和川酒造店(喜多方市)「弥右衛門」寛政2年1790年創業。大和川ファームという自社農場で自社栽培米での米作りをしているそうです。辛口でスッキリ飲めます。

末廣酒造(会津若松市)「末廣」嘉永3年創業1850年創業。明治に建てられた酒蔵が重要文化財に指定されています。見学に行きたい!会津に行きたい!甘口でしっかりした味わいです。

檜物屋酒造店(二本松市)「千功成」創業は明治7年1874年。さっぱりとしていて、アキが来ない飲み口がいいですね。

名倉山酒造(会津若松市)「名倉山」大正7年1918年創業。飲み口が良くてグイグイいけます。飲み過ぎ注意です。

どのお酒もとても美味しかったです!またそれぞれ個別に購入したいと思います。

小江戸川越の酒屋さん

先日、知人からオススメされて、我が家から車で10分くらいのところにある、素敵な酒屋さんに行ってきました。

マツザキ中福店さんです。https://www.1887.co.jp

マツザキさんは明治20年1887年創業の老舗酒屋さんです。お伺いした中福店さんは古い日本家屋のレトロな趣きのある酒屋さんです。裏には、なんとクラフトジンの蒸留所「武蔵野蒸留所」もあります!ちょっと前にお店で川越産のジンがあるのを見つけて、興味があったのですが、ちょっとお高いので試さぬままいたのですが、ここで作られていたんだ〜。周りは何もない、、、いや、自然豊かな川越ののどかな風景が広がっております(近所だけど)。でも、幹線道路からも近いので、アクセスは良いですよ

中福店は、お店自体はそんなに広くはないけれど、日本酒、焼酎、ビール、ウイスキー、ワイン、もちろんジンも、埼玉の誇るイチローズモルトもコエドビールもあります。選び放題。あと、お猪口とか徳利とかもあって、見ていて楽しかった!新宿店(あらじゅく、と読みます。しんじゅくではありません!)は川越の駅にも近くてこちらは街に近いせいか、コンクリート打ちっぱなしのおしゃれなお店。お好みだと思いますが、レトロ好きな私は断然中福店ですね。でも、お店は新宿店の方が広くて種類も多いと思います。

まあ、取りあえす買わないと、ということで、お店の方に辛口のオススメの日本酒をお聞きしたら、岐阜県の「三千盛(みちさかり)」をお勧めしていただいたので、岐阜は祖父の故郷だし、こちらを購入。一緒に行った息子は武蔵野蒸留所のクラフトジン「棘玉」の200mlのお試しサイズ購入しました!

さっそく帰って、まずは三千盛から。ピリッと辛くてスッと抜ける感じで、もう1杯。日本酒嫌いは誰だったんだ。美味しいですね〜。こちらも帰ってから調べたら安永年間からある老舗でした!江戸後期から200年作り続けられている味ですね。こちらのお酒は埼玉では3店舗でしか販売していないようで、おすすめを素直に購入して正解でした!

棘玉も試さないと。息子がストレートでいってみたい、というのでまずはストレートで。これは美味しい!!ジンについては全くの不勉強なので、棘玉の説明書を引用させていただきますと、「クラフトジンとは、その土地に由来する原料(ボタニカル)を活かして香味の個性を演出した少量生産のいわゆる『地酒』」だそうで、棘玉はジュニパーベリー(西洋ネズの実)を主体に、越生のゆず、川越茶、山椒などなどのフレーバーが入っていて、想像以上に美味しかったです。2021年には東京ウイスキー&スピリッツコンペティションで銀賞を受賞しているそうです。ジンは、カクテルにしたりライムとかで味をつけるイメージだったのですが、棘玉はこのままで十分美味しい。

ここ2週間くらい、2人分の確定申告をするのに苦手な経理を延々とやっていて、ブログも更新できないし、ストレス溜まっていたので気分転換になりました!またお邪魔したいと思います!

1532年創業の老舗酒造の「北国街道」

ずっと気になっていた老舗の日本酒を取り寄せました!!

今回は滋賀県にある山路酒造の「北国街道」です。天文元年(1532年)創業、490年守り続けられている味です。なんと織田信長が生まれる2年前!もしかして信長も飲んだのかも、、、!日本の酒蔵の中でも4番目の古さです。

純米酒「北国街道」と「桑酒」、「奈良漬」を購入しました!大量生産はされていないようで、関東ではほぼ販売されていません。ほんと、お取り寄せできる時代、ありがたいです。

「さらりとした清らかさが自慢の辛口の清酒です」とパンフレットに書いてありますが、早速頂きます。う〜ん、サッパリとして、軽口で美味しいです!日本酒を飲んだ後に残る独特の甘味みたいなのが無くて、もう一口、もう一口と進んでしまいます。北国街道(北陸と京を結ぶ街道)で作られ、こうやって、旅人の喉を潤してきたんですね。一升瓶で買わなかったのをすぐに後悔してしまいました、、、。そんなに酒豪ではないのですが、息子と二人、もうすぐ無くなりそうです、、、。

「桑酒」は米と米麹と桑の葉を原料に、伝統のみりん製法で作られています。こちらも創業当時から作られている甘いお酒です。梅酒に近いのですが、梅酒は砂糖を大量に入れますが、こちらは砂糖は入っていないのにとても甘くて、さらに米の味がするので、ちょっと和菓子の風味に近く美味しいです。ロックやカクテルにしても美味しいそうです。とりあえずストレートで、その後ソーダ割りにしましたが、私はストレートが良かったな。モヒートがおすすめだそうなので、ミントを買ってきて息子に作らせて試したい!(カクテルは息子担当)こちらの桑酒、島崎藤村も愛飲して、東京から取り寄せていたそうです!

お酒に加えて、HPを見てどうしても奈良漬が食べたくなり、こちらも一緒に購入しました。関東ではあまり奈良漬は食べないので、久しぶりです。しっかり酒の味が残っているのでお酒を飲めない人は苦手かも。私はもちろん、酒のつまみにもご飯のお供にも美味しく頂きました!酒粕がたくさんついていたので、今、きゅうりを漬けてみています。うまく浸かるかなあ?

老舗を紹介していると時々、自分の生家が老舗って羨ましいな〜と思ってしまいます。老舗になるには確かな技術と現状に甘んじない向上心と大変な努力があると思います。親の後を継ぐことへの反抗心が生まれる時期もあるでしょうし、生半可な気持ちでは続けられないくらいの歴史の重みだと思いますが、その伝統を受け継げるのは誇りでしょうし、確実に信頼できる伝統があるっていうのは本当に貴重なことだと思います。あと10年で500年の歴史を迎えるなんて、ほんと素敵です。

素敵なHPはこちらから

山路酒造

小江戸川越の酒

川越にも酒蔵があります!1875年創業の鏡山酒造。ですが、残念ながら2000年に後継者不足から廃業に、、、。しかし2007年に再興!一度途絶えた味を再興するのは本当に稀な事で、大変な事業だったと思います。川越と鏡山に対する愛情を感じます。

川越では地元のスーパーでも購入できるので、久しぶりに購入。軽い飲み口で美味しかった〜!何種類か発売されているので今度は飲み比べしてみたいですね〜。なんだろう、日本酒嫌いだったのは、単に美味しい日本酒を飲んでこなかっただけ、の気がしてきた、、、。まあ、量は飲めないんですけどね。

川越には地ビールもあります。コエドブルワリーのCOEDOシリーズです。地ビールブームに乗って人気の商品です。以前池袋の百貨店に買い物に行った時、手書きのオススメポップがついていて嬉しかった。

私、もともと(20年以上も前の話ですが)そんなにビールが美味しいとは思っていなかったのです。とりあえずビール、的な、、、。でも川越に来て、このコエドビールを飲んでからビールにハマってしまい、色々なビールを試しております。でもやっぱりコエドビールが美味しい!地ビールはちょっと高めなので仕事に育児に頑張った自分へのご褒美ビールです(最近ご褒美多めですけど)。

6色の味と、アニバーサリービールやお祭りビールなどのイベントビールがあり、お好みで色々な味を楽しむことが出来ます。私的には紅赤とアニバーサリービールが一押し!瑠璃も定番としてレギュラー選手です。紅赤は川越芋を使用していて、コクがあってほんのり甘味があって美味しい。本当にご褒美、って感じです。有り難く頂きます。アニバーサリーは川越の1890年創業の老舗スーパー、ヤオコーとコラボした記念ビールです。期間限定だったようですが人気でそのまま販売されています。他に川越の百貨店「まるひろ」とのタイアップでのアニバーサリーも発売されてこれも同様に美味しかった〜!こちらはさっぱり軽くて万人に愛されるタイプだと思います。が、都内とかではアニバーサリーなどのイベントビールは購入できないかも?是非川越まで居らしてください!(アニバーサリービールは販売終了してるかもしれません。ごめんなさい)

新年早々、美味しいお酒に囲まれております♪( ´▽`)

老舗酒造の山廃仕込み「飛良泉」

また老舗のお酒を取り寄せました!
秋田県にかほ市の飛良泉酒造の純米酒「飛良泉(ひらいずみ)」です。創業は1487年(長享元年)。室町時代ですね。銀閣寺の創建と同じ頃。国宝級ですね。

「山廃仕込み」という昔ながらの製法で作られています。「山廃」って何?「山卸(やまおろし)廃止仕込」のことだそうです。「山卸」とは、蒸した米を櫂ですりつぶしてから仕込むことで、精米技術が低かった明治頃までは必要な工程でしたが、精米技術の向上によりこの「山卸」がいらなくなったので、「山卸が廃止された仕込み方法」=「山廃仕込み」と言われるようになりました。

なにはともあれ、飲んでみないと!

独特の風味があります。なるほど、酸味が強い、ってHPにあったので、これが酸味なのかな。ちょっとクセ強くて苦手かも?と思いつつ、飲んだら後味がスッキリ!美味しい!日本酒って後味が残りすぎて、なかなか進まなかったのですが、さっぱり飲みやすい!ついつい進んじゃいます。

毎回思いますが、老舗の力ってすごい。良いものを守りつつ、時代にも合わせていて古臭く無い。伝統を守り続けている方々には頭が下がります。ほんとすごい。どんどん日本酒にハマって行きます。

秋田 日本酒 飛良泉 山廃純米酒 720ml

価格:1,570円
(2021/12/20 19:15時点)
感想(11件)

とらやの羊羹

老舗の和菓子といえば、『虎屋』の羊羹を先日頂いたので数年ぶりに食べました。さすが、美味しいですね。甘すぎず、でもしっかりとした餡子の味がして、飽きが来ない味でした。最近羊羹は非常食としても注目されていますが、賞味期限が1年間もあってビックリです。まあ、虎屋の羊羹を非常食にする人はいないと思いますけど、、、。

虎屋の創業、室町時代後期、ってかっこいい!色々な文献に虎屋のことは書かれているようですが、浮世絵として残っていないのかな〜と思いましたが、なかなか見つけるのは大変なようですね、、、。

せめてお菓子を食べている浮世絵はないものかと探してみました!

「江戸流行菓子話船橋」天保11年 渓斎英泉(江戸商売図会(中公文庫)より)

こちらの浮世絵は深川の船橋屋織江です。江戸に京菓子の羊羹が入ってきたのは寛政年間(1789〜1801年)頃で、京菓子の羊羹を江戸っ子好みの味にして大ヒットしたそうです。絵からもその繁盛ぶりが伺えます。

北斎の作品も見つけました! 

「母子と梅の花餅」2019年新・北斎展のカタログより

母子と梅の花餅 宗理画 寛政9年(1797年)津和野藩伝来摺物 大小暦狂歌摺物

摺物は私的に出版されたもので一般の人が購入するものではなく、何らかの目的のために配布するために作られたものです。津和野藩の藩主、亀井家に残されていたものなので、藩主からの依頼で作られたのでしょう。右下の四角い重箱に入っているのは花餅です。お正月などのお祝いに食べられる、餅でできたお菓子です。そこに数字が書いてありますが、それと、周りの赤い花が暦を表しています。狂歌も上に書かれていますね。

梅の花の形をしたお菓子に数字が書いてあります

お母さんが子供をあやし、楽しそうな赤ん坊。子供の成長を願う優しい絵です。北斎30代後半の宗理時代は琳派に傾倒し浮世絵から離れていた時期で画風が繊細でこの絵のテーマにぴったりとマッチしています。

日本橋駿河町三井越後屋呉服店

一日三千両の落ちどころ 昼の駿河町

駿河町(するがちょう)は現在の日本橋辺りです。現在その地名は失われ東京都中央区日本橋室町となっています。(少し話は江戸から逸れますが、古い地名をなぜ変えてしまうのでしょう。地名には歴史があるのに、再開発とかでその地名まで変えてしまうと、その土地に対する愛着というか思い入れが薄れてしまうのに、、、といつも思います。)この場所から富士山(駿河国)が美しく見えたことから駿河町となったようです。駿河国は徳川家ですね。ということは家康の住う江戸城からも当然見えたわけで、毎日故郷を眺めていたのでしょうか。

この作品の視点は現在の室町二丁目の交差点、千葉銀行がある場所から、三井住友信託銀行と三越百貨店を眺めています。左側が三井越後屋両替店、右側が三井越後屋呉服店です。現在とは位置が逆です。さすがの大店、今も当時も一等地に、大きな店構えです。

ご存知の通り三井越後屋は現在の三越百貨店です。当時の高級呉服店は客の屋敷に出向いて商売していましたが、三井呉服店は店で反物を選び、裏で職人がすぐに着物に仕立てました。江戸時代でも、スピード感があり、手軽に買い物できるのは喜ばれたんですね。また、当時はいわゆるツケでの支払いが主流だったのを現金で商売をしました。ツケで払うと金利がかかり、高値になるので、商品と交換に現金で支払えばその分安く済みます。また、反物は1本丸ごと売るのが当たり前でしたが、反物の切り売りを始めたのも越後屋。革命的な商売を始めてここまでの大店になったわけです。2階の窓の格子窓も手が込んでいますし、店の前に立っている看板も大きく、繁盛の証です。

越後屋の手前の小屋は右が木戸番、左が自身番です。木戸番はその名の通り、町の入り口の木戸を開け閉めする人が詰めている場所でしたが、徐々に木戸を閉めることがなくなり、雑貨屋などを営んでました。自身番は街の有力者が詰めて街の管理(自治)をしていましたが、その後、人を雇って管理させていました。交番の前身になりました。

左端にいる、樽を下に置いて何やらやっている男の人はべったら漬け売りです。べったら漬けは東京(江戸)の名産品です。大根の麹漬けで甘しょっぱくて、乳白色の柔らかい漬物です。周りに甘酒の麹が付いていて、それがベタベタするので「べったら」漬け。子供の頃大好きでした!思い出したら食べたくなってきちゃった。

江戸の町並みを動画にしました!長屋から表通りまでリアルに再現!

江戸の街を動画で紹介します。

自身番から日本橋通りを進んでいきます。両側には漆喰造りの大店が並び、奥には火の見櫓が見えます。火災が発生した時に、裏長屋に広がらないよう、表には漆喰造りの建物を並べていました。しっかりとした都市設計がされていたんですね。

通りには屋台が出ています。寿司屋、天婦羅屋、二八そば、だんごや、お汁粉屋。江戸時代のグルメですね。今は寿司も天ぷらもA級グルメですが、当時は庶民の味です。なんといっても屋台ですから。どれも食してみたいのもばかりです。絶対に美味しかった!と思います。

水滝の小さな屋台が見えます。こちらは甘いお水、砂糖水を飲料水として販売していました。今のジュースといったところでしょうか。疲れた時に飲む水滝は疲れを癒してくれたのでしょう。

水滝屋から裏長屋に入っていきます。小さな長屋がびっしりと並んでいます。部屋の内部に入ると、そこは大工の部屋。4畳半に2畳の台所。狭い室内ですが、今の様に物に溢れた生活をしていないので、それなりに快適に暮らせたようです。電気はありませんからちょっと薄暗いですね。

井戸の前を通り、裏通りに出ます。裏通りは庶民の生活用品などを売るお店が並んでいます。床屋(浮世床)、酒屋、足袋屋、古着屋、八百屋、米屋、小間物屋などが並びます。

最後は江戸の楽しみ、隅田川の花火で動画は終了です。隅田川の右側に見える不思議な建物は両国広小路の見せ物小屋です。