NFT始めました!その2〜イーサリアムとメタマスク〜

「ユニマ」と並行してOpenSeaの設定をはじます。「ユニマ」は日本円で取引出来るので、いきなりサイトの登録から始められますが、海外サイトは仮想通貨が無いと取引でき無いので、まずはそこから。

OpenSeaのトップページを下がると「Create and sell your NFTs」とあり、ここで手順の説明があります。やはり仮想通貨用walletが無いと設定ができません。

もちろん仮想通貨を使った事とか無い私のような素人はまず仮想通貨取引所で口座開設から始まります。仮想通貨の紹介サイトなんかを見て比較検討してcoincheckで口座開設しようと思ったのですが、途中のメール認証でつまずいて、面倒くさくなって挫折。

ビットフライヤーに変更して、再チャレンジ。ブラウザでやったのですが、今回はスムーズに出来ました!住所、氏名、メルアドなど入力して、身分証明書(免許証やマイナンバーカードなど)と自撮りの顔写真を送って完了です。認証も直ぐにできました!認証まで含めても1〜2時間程度でしょうか。

仮想通貨の動向も初めて見て、ほうほう、こんなに価格変動するのか〜とか、色んな種類があるんだ〜とか、素人丸出しの感想。でもリスク管理はしっかりしないと怖いですね。現在は仮想通貨、暴落してます。でも買うにはチャンス!といってもギャンブラーじゃ無いので、勉強用にビットコインとイーサリアムをちょこっとずつ購入。イキナリ価格が下がってショックを受けつつ、勉強代、気にしちゃいけない。本来の目的は作品のNFT販売です。

次にやるのは、イーサリアム用にメタマスクの設定です。イーサリアムはNFT市場で広く使用されている仮想通貨です(ブロックチェーン技術でもあるらしい)。このイーサリアムのウオレット(仮想通貨用のお財布で入出金ができます)はメタマスク限定らしいので、このメタマスクの口座の取得が必須です。

狐のマークのメタマスクのアプリをダウンロード。PC版はChromeじゃないとダウンロードできないので注意。

メタマスクはブラウザ用とスマホ用があるのですが、こちらはスマホ用アプリをダウンロードして口座を開設。こちらはとても簡単。パスワードを設定すると、「秘密のリカバリーフレーズ」が表示されます。これを書き留めたりキャプったりしてメモしておき、次にそれが質問として聞かれるので、そのまま入力するだけ。このメモさえ忘れなければ大丈夫。これで手続きはOKです。簡単。普段のログインは指紋認証とか顔認証とかなので更に楽チンです。

仮想通貨を扱うのはもっとハードル高いと思ってたので、簡単で良かったです!

でもここで終わりではありません。ビットフライヤーで買ったイーサリアムをメタマスクに送金しなければお財布空っぽ。

基本は普通の銀行の送金と同じで、ビットフライヤー側で「入出金」ページから「出金」を選び、通貨は「イーサリアム」を選びます(通常「日本円」となっています)。そうすると「送金先の外部イーサリアムアドレスを入力してください」とあるのでメタマスクからコピーしたアドレスを貼り付けます。金額を入力すれば良いのですが、ここで注意!結構送金の手数料が高い!今回は勉強用で少額の送金だったので、手数料の方が高いことに、、、。でも「基本手数料として一律 0.005 ETH かかります」(現在の相場だと750円くらい?)とちゃんと書いてありました、、、。まあでも勉強なので、プチっと送金!すぐにメタマスクを確認しましたが、入金されずに間違えたかと思い焦りましたが、数分で認証され、無事に入金されました!

NFT始めました!その1〜ユニマ〜

今年になってからNFTのことを知ったのですが、(情報遅すぎ!)色々最新情報を得るためにIT情報サイトやNFT関連のブログなど色々読んで勉強しました(まだよくわからないけど)。で、作品を作って出品する作家側として、NFTを始めた時の色々を綴って行きたいと思います。

アメリカのサイトOpenSea
世界最大のNFTマーケットプレイスです
仮想通貨での売買になります。
SuperRare
こちらもアメリカのサイトですが、出品には審査があって出品までのハードルが高く、アーティストの憧れです。
購入する人にとっては高品質が約束されています。

NFTって、まだ日本での認知度は低いですよね。超簡単に言うと、仮想通貨のようなブロックチャーン技術を使って、デジタルアート作品にロックをかけて唯一の作品にできる技術のことです。デジタル作品はコピーすることが簡単なので唯一の作品にすることが難しかったのですが、数年前からこの技術が使われ、絵画だけで無く、音楽や、文章、動画、ブログなんかもNFT作品として扱われていて、それを売買できるのです。

これには通常、仮想通貨を使用しているので、NFTを始めるには仮想通貨を持たなければならないのですが、いつも仮想通貨を利用していない者には、まずそこが壁です。

日本のマーケットプレイス「ユニマ」
日本円で取引できます。クレジット決算ができる気軽に利用できます
「アダム」GMOのマーケットプレイス
日本円で取引できます

とりあえず、全く分からないので、第3回 ブロックチェーンEXPO 2022年5月11日〜13日@東京ビッグサイトに行ってきました。久しぶりの展示会。こんなに混んでいるんだ〜。活気があって、なんかちょっと前向きになれますね。ほとんどのブースがあまり関係ないのですが、これも勉強と思って、いろいろ見て、何箇所か興味のあるブースでは説明してもらったりしました。メタバースのブースも面白かったですね。NFTの有名サイトは海外のサイトなので日本語で教えてもらえるのは助かりますね。

マーケットプレイスはあまり出典していなかったのですが「ユニマ」でお話を伺いました。日本企業ですし、仮想通貨なしで日本円やクレジットカード決済が可能なのは魅力的ですね。直接質問できるし、親切に対応して頂きました。「ユニマ」は「ユニキスガレージ」でNFTを作って自社サイトでNFTを頒布したり、マーケットプレイス「ユニマ」で個人の作家が作品を販売したりできます。まだ今年できた新しいマーケットプレイスです。

展示会に行った後、日本のマーケットプレイスにしようか、海外のサイトはどこが良いのか悩み、アポイントを取ったりなどもしたのですが、色々検討してみた結果、展示会で説明をしていただいた「ユニマ」と最大手のOpenSeaに出品することにしました。OpenSea はNFTといえば「OpenSea」というくらい代表的なサイトです。審査とかは無いようなので、手順にそって手続きを進めれば出品できます。

今回はまずは「ユニマ」での出品手続きです。

「ユニキスガレージ」から手順に沿って行けばいいようですが、展示会でお会いしたので「ユニマ」の方とリモートやメールでやり取りして、疑問点を質問したりしながら、手続きを進めました。大事な作品を販売するわけなので、分からないまま進めるのは怖いですよね。正直デジタルな世界は理解できないことが多いし、専門用語がわからないので、質問しながら出来るのは安心です。

「ユニキスガレージを利用する」から入ります。クリエイターは無料で利用できます。企業向けは有料です。

実際の手続き的には、メルアドとアカウントを決め、確認メールからパスワード登録画面に進むとすぐにマイページの管理ページができるので簡単です。

バナーやアイコンを作ってプロジェクトを作り、プロフィールや作品の説明も入れます。海外向けに翻訳をしてもらった英語も一緒に入力しました。プロジェクトの規約なんかも必要なので、こちらは「ユニマ」の方に叩き台を頂いて作成。

次に特定商取引法に基づく表記のページはユニマの方と交渉の結果、ビットファクトリー名義で出品できるようにして頂きました。次にNFTコレクションの設定などをしてやっと出品です。ここで「ガス代」がかかります。これは作品をNFT化するための手数料みたいなもので、どのサイトでも必要です。仮想通貨が変動するのと同じで「ガス代」は変動するようです。イーサリアムを選択したので、この時は5000円弱でした。これは作品が売れた時に金額から差し引かれます。ちなみに作品の売上の10%がユニマに支払われます。ちょっと高いかな、とも思いますが、OpenSeaなどで仮想通貨を使うと通貨を購入したりメタマスクに入れたり色々お金を動かすときに手数料が発生するので、まあ、面倒な手続きもないし、いいかな、って感じです。

仕事の合間にやっているので、文章にするとあっという間ですが、意外と時間が掛かります。もちろん肝心の作品を制作してもらわないとできません、、。

作品をいくらにしようか、何点アップしようか、オークションにするか固定価格にするか、ナドナド結構悩みました。この辺は作家の自由なのですが、なかなか難しいところです。これは商売的なセンスですね、、、。難しい。ちなみに同じ作品を複数出品することも可能です。しかし複数になると1点の価格は低くなります。市場原理ですね。さらにオークションで複数ってどうなのかな?とか結構悩み、今回は1点もので4作品、オークションにしました。

何だかんだで、NFTをやろうと思ってから準備に3ヶ月。やっと出品できました!とりあえず皆さんに見ていただけると嬉しいです!