【浮世絵の見方】北斎漫画の『かわいい動物』から見る江戸から続く「かわいい文化」〜北斎漫画について〜その2〜

How to Appreciate Ukiyo-e: Seeing the “Kawaii Culture” that Has Continued Since the Edo Period Through Hokusai Manga’s “Cute Animals” ~About Hokusai Manga~Part 2~

葛飾北斎の代表作・北斎漫画から『かわいい動物』の絵を紹介します。
北斎はあまり動物の絵を描いていません。北斎漫画でも人の絵の方が圧倒的に多く、動物は膨大な作品から見ると、ほんの少し、といった感じがします。動物の中では馬や鳥、晩年には竜(動物とは言えませんが)をよく描いていましたが、そちらは今回は除外して、身近な可愛い動物の絵を集めました。

猿。初編より。手長いですね。ぬいぐるみみたい。モフモフ感が可愛い。
てん。二編より。おーい、って呼んでるみたい。しっぽがもふもふ
子犬。4編より。ころころして可愛い。
子犬。4編より。猫にも見えます。コロコロ。
虎。十三編より。空を飛ぶ夢見る虎って感じですね。目が可愛い!
りす。十四編より。もふもふ。チョロチョロ動き出しそうで可愛い!
唐犬。なんとも言えない情けない表情が好きです。温かさを感じます。
猪。十五編より。飛んでるのか、砂地を走っているのか、楽しそう。表情がかわいい!
猿。十五編より。小猿かな。丸くて可愛い。
猿。十五編より。何か見つけたのかな?仕草が可愛い!

いずれもモフモフ感があって可愛いですね。「かわいい」という言葉には単に形状が『かわいい』というだけでなく、『愛らしい』が含まれていますから、北斎の温かさを感じます。多産家の北斎にしては作品点数は少なめですが、身近な動物に愛情を込めて描いていました。

The word “cute” doesn’t just mean that the shape is cute, it also means that it is adorable, so you can feel the warmth of Hokusai. Hokusai was a prolific artist, but he produced a relatively small number of works, but he painted familiar animals with love.

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